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【弥彦GⅢ決勝】末木 地元で記念初V

 弥彦彦競輪開設75周年記念「ふるさとカップ」の決勝戦は13日、第12Rで行われた。末木浩二(33=山梨・109期)が見事に1着。うれしい記念初優勝を飾った。2着には松浦悠士。人気を背負った脇本雄太は3着がいっぱいだった。

 レースは石原―松浦―坂井―末木―武藤―新山―脇本―三谷―浅井で周回。残り2周半から脇本が上昇、赤板で石原を抑えて前。引いた石原がすかさず仕掛けると松浦は連結が外れる。石原には坂井―末木―武藤が続く。打鐘過ぎ4コーナーから単騎の新山が仕掛けると、坂井が最終2コーナーから合わせて踏み込み坂井―末木―武藤で直線へ。最終B6番手から脇本が捲ると後ろには松浦。坂井に続いた末木が直線伸びて突き抜けた。

 「自分でも信じられないです。坂井君が臨機応変に立ち回ってくれたおかげ。坂井君が(新山に合わせて)出て行ってくれて最後はがむしゃらにゴールまで踏みました。ゴールした瞬間は(松浦と脇本に)行かれたかなと思ったけど、地元バンクで優勝できてうれしい。ラインのおかげです」

 前回の高松宮記念杯ではGⅠ初の決勝進出を決めて〝いい流れ〟で地元記念を迎えていた。加えて「諸橋さんが欠場されたので、その分まで頑張ろうと地元地区の仲間で気合を入れていた」。地元バンクで記念初Vという最高の結果。この優勝を起爆剤に、これからも大暴れしてもらおう。

 ◇末木 浩二(すえき・こうじ)1991年(平3)9月29日生まれ、山梨県甲府市出身の33歳。県立甲府工業高校卒。16年7月プロデビュー。通算成績は703戦199勝。1㍍76、75㌔。血液型B。

 次走 優勝の末木浩二、2着の松浦悠士、3着の脇本雄太は18~21日のGⅡサマーナイトフェスティバル(玉野)

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